2016 | 屋根・外壁塗装の彩家です。

塗装工事に携わり27年。「彩家さんに頼んでよかった!」とお声を頂く安心の塗装工事。
株式会社彩家
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2016

【第7回】外壁シーリング工事①(二面接着)

2016年12月11日

現地調査の際、特によく見させていただいている部分のひとつでもあります「外壁のシーリング部」。外壁材はまだまだ綺麗と感じてもシーリング部の劣化により、外壁のヒビや割れに繋がり雨漏りの原因となる場合があります。また、外壁材が反ってしまうという事例もあります。

シーリング工事には2種類あります。二面接着と三面接着です。今回は多くの住宅で使用されている「サイディング材」の場合のシーリング工事「二面接着」のご説明と、実際工事をしたシーリング工事工程をご紹介したいと思います。

二面接着とは

最近の住宅の外壁材。窯業(ようぎょう)系サイディングの目地部に対するシーリングは二面接着で施工されています。目地には部材の温度差により伸縮建物の揺れ、歪みによるシーリング材に対するムーブメント(かすかな動き)が働いています。このようなムーブメントが働く目地の事をワーキングジョイントといいます。ワーキングジョイント(目地)に三面接着しますと、シーリング材が自由に動けず「ムーブメントへの追随と緩衝」というシーリング材本来の機能を果たせなくなります。結果として部材からのシーリング材の剥がれ、ひび割れ等を引き起こしてしまいます。

サイディングの目地部にボンドブレーカー付のハットジョイナーを使用するようになってから目地部の収まりが良くなりシーリング処理も改善されました。築15年以上のサイディング初期の建物ですとハットジョイナーを使用していないものもあります。そのような場合はバックアップ材もしくは、ボンドブレーカーを使用し二面接着を確保します。

★図で断面図を描くとこんな感じです

2面接着

二面接着によるシーリング工事工程

①シーリング部施工前の状態
切れている部分や酷い部分はシーリング材が無くなってしまい周辺の外壁が割れてしまっています。
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②旧シーリング材を撤去します
古いシーリング材を綺麗に撤去します。中に見えている青いものが「バックアップ材」です
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③養生
シーリング材を使用する際に、周辺の外壁部にシーリング材が付着しないようしっかり養生をします。
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④プライマー塗布
プライマーとは、primary(最初の)に由来する言葉で簡単に言ってしまえば最初に塗る塗料です。シーリングに関わらず外壁塗装の塗料でもプライマーはあります。要は、シーリング工事の下塗り材で、密着性を高めるものです。プライマーを塗布しないと仕上げのシーリング材が剥がれてしまいます。
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⑤新規シーリング材打ち
ここでやっと新規シーリング材打ちです。ここまでの準備工程をしっかり丁寧に行うことでメインのシーリング打ちを綺麗に作業できます。シーリング材は2成分型を使用しております。2成分型はシーリング職人でないと扱うことができないシーリング材です。ただ、扱いが細かく難しい分、耐久性や効果はよいです。ちなみにホームセンター等で販売されているのは1成分型です。こちらは職人でなくても扱うことが可能ですが、あまり耐久性はよくないです。
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⑥仕上げならし
シーリング材は打った直後はでこぼこしていますので、へらなどで綺麗にならします。
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⑦完成
※窓サッシ廻り、付帯部繋ぎ目等も工程は同様です。
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オプション(ジョイントガード設置)

外壁シーリング部の保護材として「ジョイントガード」というものがありますので、今回一緒にご紹介しておきます。こちらを設置することで、シーリング劣化を防ぐことができます。お見積りの際、オプションとしておすすめしています。では工程をご紹介します。※ジョイントガード設置は外壁塗装が全て完了してからになります。

 

①ジョイントガード本体の下地処理、塗装
メーカーは「ジャパンカーボライン」です。塗装がしやすいように最初に少し磨きます。そして設置場所に合わせて切断、吹付で外壁の色に塗装していきます。
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②取り付け
下地処理、塗装が完了したらシーリング部へ取り付けです。
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③取り付けビス部塗装
取り付けたビスの部分が剥き出しですと錆びてしまいますので、下塗り(錆止め)後、上塗り(外壁と同じもの)を塗装します。
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④完成
これで完成になります。樋の部分なども問題なく設置できます。ここまで行うと、シーリング部の心配はしばらくしなくても大丈夫ですね。
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以上が、二面接着によるシーリング工事の工程・説明でした。
次回は三面接着について掲載したいと思います。

 

 

【第6回】外壁の種類と塗装時期

2016年06月10日

外壁塗装の塗替えの時期は、新築または前回の塗替えから10年~15年の間に塗替えをすることが理想とされています。ですが、外壁の種類によって劣化する部分や耐久年数なども変わってきますので、彩家で施工したお客様のお住まいを参考に、ご紹介したいと思います。

 

【窯業系サイディング】塗替え時期目安:10年~15年

窯業系サイディングは、シーリングの劣化が塗替えの目安といってもいいと思います。また外壁の割れやヒビなども見受けられる事があります。雨漏りに繋がる劣化ですので、塗装で補修できるうちに塗替えをすることをお勧めします。

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【金属サイディング】塗替え時期目安:10年~15年

最近の塗装で築15年~25年くらいの金属サイディングのお住まいを塗替えすることが多くありますが、錆が発生している場合が多く、下塗り材に錆止めを使用しております。錆も進行すると外壁に穴をあけてしまったりしますので、早めの塗装をお勧めします。また現在、新築で使用している金属サイディングは軽量で錆びにくい素地になっているようです。

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【セメント系・モルタル・リシン・掻き落とし】塗替え時期目安:10年~15年

セメント系・モルタル等は、チョーキング(外壁を触ると白い粉が付く)発生が塗替えのサインです。チョーキングが発生しているということは、外壁塗膜劣化し機能していないということですので、素地が直接紫外線等にさらされてしまい、外壁がどんどん劣化しひび割れ等が発生し雨漏りに繋がります。また、モルタル外壁はヘアークラックという小さなひび割れも発生しやすいです。

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【ALC】塗替え時期目安:8年~15年

ALCとは軽量気泡コンクリートと言い、一言で言えば軽石の様なボードです。ALCはシーリング部分の劣化が進んでくると外壁のヒビや割れなどに影響してきますので、シーリング部分が劣化してきたなと感じたら塗替えをお勧めします。

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【木部】塗替え時期目安:5年~10年

木部は環境や気候によって素地が変化しますので、塗装をしても劣化がとても早いです。(彩家では木部の多い建物または木部箇所は保証対象外にさせて頂いております)耐久性の良い塗料を使用しても、5年~10年の間に塗替えをした方が良いでしょう。特に湿気には弱いです。

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外壁の種類は様々ですので、もし分からない場合はお気軽にご相談くださいね。

 

【第5回】外壁塗装の価格について

2016年05月12日

外壁塗装をお考えになった時に

「きっと高いんだろうな・・・」

「できれば安くしてくれるところでやりたいな・・・」

多くの方が、価格の事でご心配や不安になるかと思います。今回は「外壁塗装の適正な価格について」お話ししたいと思います。

わたしたち彩家は、塗装専門店の中で、決して安い塗装店ではないと思います。と、先にお話ししておきます。

 

それには理由があります。

・時間をかけて丁寧な塗装をすること。

・建物にあった塗料や施工方法を細かく選定すること。

・高耐久・高品質の塗料をお勧めしていること

・アフターフォローをしていること。

わたしたち彩家にとって上記は塗装業者として当たり前の事だと思っていますが上記の内容を全くやっていない業者様も中にはいます。

 

でも、外壁塗装の価格は1社のみのお見積りを見ただけですと、その価格が高いのか安いのか分からないと思いますので、彩家では3社程度の相見積りをお勧めしております。

 

その際、確認してほしい事は「お見積り書の内容」です。

①どんな施工をするのかが記載されている

・「外壁塗装」といっても、高圧洗浄や下地処理、下塗り、上塗り、仮設足場など沢山の工程があります。また、外壁だけでなく樋や軒天、破風など付帯部もきちんと塗装してくれるのかが見積りを見たときに分かる状態かどうか。

②使用塗料名が記載されている

・塗料にも耐久性の良い塗料、悪い塗料など様々で、もちろん塗料そのものの金額も違います。下塗り材には何を使うのか、上塗り材に何を使うのかなどきちんと記載されていれば、ご自身でインターネット等で調べることもできますし安心だと思います。

お見積り書は細かい方が、どうしてこの金額になったのかなど分かりますし、またお客様自身も安心されるかと思います。

 

外壁塗装の価格は、建物によって変わってきますので、まずは3社程度の相見積りをして比較してみることです。中には、相見積りをしていますというと「値引きします」と言ってくる業者さんがいますが、最初から適正なお見積り書を提示している業者さんは、それ以上の値引きは不可能ですので、多少のサービスはあっても大幅な値引きは無いと思います。

 

外壁塗装は工事終了後にクレームがとても多い部門だそうです。同業者としてとても残念な事でもあります。

価格が安いという事は、手抜き工事や塗料選定や施工が適当、アフターフォローが無いなど、安い理由があります。大切なマイホームの塗替えをお考えでしたら、ぜひお見積りの金額より内容をよくご覧になって業者さんを決定して頂きたいなと思います。

 

また、こんな例もあります。

例えば、築25年一般住宅の外壁塗装金額が800,000円だった場合。

1年間で計算すると…

800,000円÷25年=32,000円

1ヶ月で計算すると…

32,000円÷12ヶ月=約2,700円

1日で計算すると…

2,700円÷30日=90円

なんと、上記の場合1日当たりの外壁メンテナンス料金は90円になります!毎日の電気料金より安いかもしれないですね。ご家庭によって予算もそれぞれだと思いますので、塗装をご検討の際はぜひよくご検討し、決定して頂きたいなと思います。

【第4回】屋根塗装:コロニアル屋根塗装工程

2016年04月10日

前回の続き、コロニアル屋根(スレート瓦・カラーベスト)の塗装工程をご紹介したいと思います。

【施工前の状態】

築20年程度のお住まいで、初めての屋根塗装でした。屋根は汚れ、カビ、コケ、チョーキングなど、棟板金部は釘が抜けていたり、錆は発生していませんでしたが、放置しておくと錆びてしまいそうな状況でした。そして、屋根材の隙間も埋まってしまい、とても通気性の悪い状態です。

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【工程①:高圧洗浄】

基本的に、屋根の高圧洗浄はトルネード洗浄を行います。長年の汚れななどを隅々まで綺麗に落とします。洗浄はこれから塗装をするための大切な工程です。洗浄だけで、ここまで綺麗になります。

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【工程②:棟板金部の釘打ち】

釘抜けで棟板金が浮いてしまい雨漏りの原因になります。抜けてしまっているところに再度釘打ちをします。

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【工程③:棟板金部シーリング】

屋根と棟板金の繋ぎ目、釘穴をシールし、雨漏りを防ぎます。

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【工程④:棟板金部 錆止め塗装】

錆止めを塗布し、錆を防ぎます。

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【工程⑤:下塗り施工】

屋根下塗り施工です。彩家では下塗りは2回行います。

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下塗り施工後の全景です。

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【工程⑤:タスペーサー施工】

屋根材(コロニアル)の繋ぎ目の埋もれを防止するために、オプションとしてタスペーサー施工をおすすめしています。タスペーサーを行うことで、湿気が溜まりにくくなり通気性の良い状態を保つことができます。

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【工程⑥:上塗り施工】

屋根上塗り施工です。彩家では上塗りは2回行います。(合計4回塗りとなります)

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上塗り施工後の全景です。

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以上がコロニアル屋根塗装の工程になります。

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施工前と比較してみると・・・、一目瞭然ですね!

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築20年の屋根でも塗装で見た目が綺麗になることはもちろん、これからの劣化の回避や素地自体を強く丈夫にすることができます。屋根の傷みは家全体の傷みに繋がりますので、築10年~20年の間に1度は塗装を行うことをおすすめします。

大切なお住まいを守っていきましょう!

 

 

 

【第3回】屋根塗装:コロニアル屋根の塗装時期

2016年03月15日

彩家のお客様の中には、屋根塗装のみの方も多くいらっしゃいます。そんな屋根塗装のご依頼で、一番多い材質は「コロニアル」です。

コロニアル屋根のお家にお住まいの方、屋根を遠目で見たとき、こんな風に見えませんか?

 

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色褪せてきたな、汚れていて本来の屋根の色とだいぶ変わっているな・・・など築10年以上経ってきますと、遠目でも屋根が傷んできたなと変化を感じられると思います。

それでは、実際に屋根に登って撮影した状態を紹介します。

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【屋根全体のコケ・カビ】 建物北側でよく見受けられる状態です。特にカビは早めに処置をしないとどんどん繁殖します。

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【屋根材の剥がれ、割れ】 普段、どんな環境にも耐えている屋根ですから剥がれや割れなども発生します。放置しておくと雨漏りにつながります。写真の程度でしたら塗装で補修が可能です。

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【棟板金の劣化】棟板金をおさえているのは「釘」です。釘も、年々どうしても緩んでしまいます。場合によっては抜けている場合もあります。釘でのおさえがなくなると棟板金が浮いてしまい雨漏りにつながります。また、錆びてしまうこともありますので、メンテナンスをしないと素地を傷めてしまう可能性があります。

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【屋根材つなぎ目の埋もれ】 屋根材(コロニアル)の繋ぎ目が旧塗膜で埋もれている状態です。通常は隙間が空いていて、通気性をよくしている事が良い状態と言えるのですが、調査をしてみると隙間が埋もれていることが多いのです。通気性が悪くなることで、カビやコケ、そして雨漏りにも繋がります。

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コロニアル屋根の塗装時期は約10年と言われていますが、やはり環境によって大きく変わってきます。まずは、気象環境。直射日光に当たる時間、日頃の風通し具合、常に陰になっている部分は湿気が溜まりやすく、カビやコケなどが生えやすいです。また、屋根の勾配(傾斜)によっても変わってきます。低勾配の屋根は雨水が溜まりやすいので、高勾配の屋根よりも水はけがよくないのです。

お客様の中には、5年でコケだらけになってしまったという方もいらっしゃいましたが、逆に10年経っても塗り替えの必要がない、という場合もあります。

屋根の傷みは外壁にも影響しますし、塗装時期を超えてしまい、雨漏り等を起こしてしまうと、素地を傷めてしまい塗装だけでは補いきれず、大きな工事となってしまう場合もあります。

遠目でみて、色褪せてきたな・・・と感じたら塗り替え時期が近くなっていると思われますので、塗装専門業者の方に屋根の状況を診断していただくといいと思います。

 

次回の塗り替え講座では、コロニアル屋根の塗装工程をご紹介したいと思います。

 

※屋根に登るのは危険ですので、必ず業者さんに依頼してくださいね!

 

【第1回】屋根・外壁塗装の必要性

2016年01月10日

なぜ外壁や屋根は塗り替えが必要なの?外壁塗装の役割とは?

「外壁や屋根は10年に1度は塗り替えをしましょう」
最近のリフォームのチラシやホームページでよく見かける言葉ですね。
私たちも実際にチラシやホームページに記載しております。

では、なぜ10年に1度の塗り替えが必要なのか?
どうして「塗り替えの目安」でお話ししているような状態になったら、
塗り替えが必要なのか?
と、疑問に思う方もいらっしゃると思います。

そもそも外壁塗装をやろうと考えたとき「見た目を美しく改善する」という目的の方が
一番多いかと思います。
築10年以上になってくると、外壁の色褪せが気になり、
新築のような艶のある外壁を取り戻したい!
この機会に色を変えてリフレッシュしたい!
など、さまざまなお気持ちがあっての塗り替えだと思います。

また、外壁塗装は「美しく改善」より大切な、
「外壁の保護」という役割もあります。

日ごろ、外壁は雨や風、紫外線などにさらされています。
また季節・立地によっては、湿気や潮風、寒暖差など
外壁は、あらゆる気候に耐えていかなければなりません。

その気候の影響から外壁を守ってくれるのが塗装(塗膜)です。
人間も紫外線の強い季節になると、
肌を守るために、日焼け止めクリームを塗ったり、
UV効果のある上着を着たり、対策をしませんか?
外壁も同様に、外壁を守るために対策をするのです。

建物は築10年を過ぎた頃から、外壁の塗膜の効果が落ちてきます。
塗膜の効果が落ちるということは、外壁を守るものがなくなっていくので、
そのまま放置しておくと、外壁そのものの素地を傷めることになります。
そうなると、塗装だけの工事ではなく大きな修繕工事が必要になり金額も大幅にアップします。
また、建物への負担も大きくなってきます。
そうならないためにも、外壁の定期的なメンテナンスが必要です。

最近では、高耐久や遮熱効果、防水効果のある塗料など
塗料の種類も増えてきていますので、
お住まいの立地や環境に合った塗料での塗り替えが可能になっています。
また、塗り替えをすることで、建物が丈夫になり寿命もアップします。

塗り替えだけで、見た目も美しく建物が強く丈夫になるのであれば、
塗り替え工事は経済的で、建物にとっても負担のかからない最善なリフォームだと言えます。

早めの塗り替えで、大切なお住まいを守りましょう。

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