小山市N様邸 ALC外壁を爽やかなホワイト系で塗装。最高級レベルの耐久性でこれからも長持ち。
小山市N様邸 外壁塗装 施工前全景
外壁の汚れ、色褪せが進行していました。全体的に塗り替え時期を迎えています。
外壁塗装工事前の状態です(現地調査時)
施工前の状態です。
外壁、付帯部共に色褪せ、汚れ、チョーキングが進行してます。チョーキングは古い塗装の膜が粉状となって剥がれ落ちている現象で、塗り替え時期のサインでもあります。外壁に触ると粉状の汚れが付着しますので誰でもできる塗装時期チェック方法です。外壁シーリングのひび割れも進行していました。雨水が入り込み外壁の耐久性を低下させてしまう可能性があります。シーリングひび割れは塗装屋さんに頼むと対応してくれますので、ひび割れを見つけたら早めの対応をお勧めします。
塗装の工程です
足場設置、メッシュ養生、高圧洗浄が完了になりました。今回も丁寧にキレイに進めていきたいと思います。
外壁シーリングの補修です。今回の外壁はALCなので、現状に追加充填を行う「増し打ち工法」です。プライマー(接着剤となる下塗り)、新規剤の充填、最後にヘラで仕上げて完了になります。
軒天の塗装です。外壁や他の付帯部と比較するとキレイな状態という場合が多いですが、経年劣化により色あせ・カビ・塗膜のはがれ・腐食などが発生することがあります。これらは湿気や紫外線の影響により徐々に進行します。塗装は軒天材を保護し、防水・防火・美観を維持するために必要です。定期的な塗装で劣化を防ぎ、建物全体の寿命を延ばせます。今回はブラックで塗装をしました。軒天をブラックにすると、外観全体がキリッと引き締まり、モダンな雰囲気に仕上がります。特に、外壁が白やグレーなど明るめの色だとコントラスト効果が出て、おしゃれに見えます。
外壁の下塗りです。今回使用の「日本ペイント アンダーフィラー弾性エクセル」は、外壁の細かいひび割れをカバーし、上塗り塗料の密着力を高める弾性下塗り材です。モルタルやサイディングの下地調整に優れ、なめらかで丈夫な仕上がりをサポートします。
外壁の中塗りと上塗りです。無機ハイブリッド塗料は、紫外線に強く15~20年の高耐久性があります。汚れから外壁を守る、キレイを維持できる大変嬉しい機能性もありますのでホワイトでも美観が長持ちします。また、防カビ・防藻性に優れ、軒天の清潔さを保てます。
外壁の中塗りと上塗りです。外壁の一部のアクセントカラーをグレーにしました。ホワイトとグレーの組み合わせはオシャレで素敵です。
破風の塗装です。塗装の前に下地処理として「ケレン」という作業を行います。「ケレン」とは、塗装前にサビ・汚れ・古い塗膜などを削り落として、塗料の密着を良くする作業のことです。破風も屋根に近い部位ですので紫外線等の厳しい環境に耐える必要があります。塗装のメンテナンスもしっかり行う事で長持ちします。
雨樋の塗装です。雨樋は、屋根に降った雨水を集めて排水する設備です。もし雨樋が劣化して破損すれば、雨水が外壁や基礎に直接かかり、雨漏りや劣化の原因になります。雨樋塗装は、見た目のリフレッシュだけでなく、建物の寿命を守る重要なメンテナンスです。数年に一度の塗装で、雨樋のトラブルを未然に防ぎ、外観の美しさも長持ちさせます。
シャッターボックスの塗装です。最近は雨戸ではなくシャッターの家も増えてきました。シャッターボックスはスチール製であることが多いですから、色褪せから錆びてしまう可能性があります。外壁塗装の際に、一緒に塗装を行う事で錆等の劣化防止、美観を保つことができます。
基礎塗装です。基礎は建物を地面とつなぐ「土台部分」で、住宅を支える最も重要な構造のひとつです。一般にコンクリートが露出しており、紫外線・雨水・湿気・凍結などによるダメージを受けやすくなっています。基礎塗装は、コンクリートの劣化や水の侵入を防ぎ、建物の耐久性を守ります。カビ・ひび割れなどのトラブルを未然に防ぐ効果があります。外観も整い、住宅全体が引き締まった印象になります。
小山市N様邸の外壁塗装工事が完了になりました。ホワイト系で爽やかな仕上がりになりました。塗料は無機ハイブリッド系の「日本ペイント パーフェクトセラミックトップG」を使用しましたので、今回のようなホワイト系の外壁でも長期にわたりキレイな状態を保つことができます。外壁の汚れでお悩みの方は多いですから、とても魅力的な機能ですね。
- 最終更新日:2025年6月3日
- 投稿日:2025年6月3日