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サビが進行した外壁・屋根の塗り替え事例|状態に合わせた下地処理と塗装工程

築20年前後の住宅で目立つサビへの塗装対応|現地調査から考える塗り替えのポイント

築20年前後の住宅の現地調査を行った際、外壁や付帯部を中心にサビの進行が目立つ状態でした。
お住まいの方も、見た目の変化や今後の劣化についてご不安を感じておられるご様子でした。

こうした住宅では、構造や部材の特性上、スチール製の部分が多く使われていることがあります。
年月の経過とともに、表面を保護している塗装の膜が徐々に劣化・剥離してしまうと、素材を守る力が弱まり、サビが発生しやすくなります。

サビは一度出始めると、少しずつ周囲へ広がっていく性質があり、状態によっては表面の荒れや傷みが進行することもあります。そのため、建物の状態を正しく確認したうえで、適切な下地処理と塗装を行うことが大切になります。

  

   

サビの状態が比較的軽い場合は、ヤスリなどを使ってサビを落とす「ケレン」という下地処理を行い、その後、下塗り材としてサビ止め塗料を使用して対処します。

しかし、サビの量が多く十分に除去しきれない場合や、進行が進んでいる重度のサビの場合には、サビの広がりを抑える効果を持つ下塗り材を選定し、状態に合わせた方法で塗装を行います。

今回は、サビの進行が進んだ「重度のサビ」の場合に、どのような工程で塗装を行うのかをご紹介します。

錆びている部分の塗装

①状態確認と下地処理

サビが発生している部分については、まずサビの状態を確認し、進行を抑えるための下地処理を行います。表面に残っている浮きサビや脆くなった部分を丁寧に処理したうえで、サビの進行を抑制する効果のある下塗り材を塗布します。

下塗り材は、サビの上から塗装することで内部への進行を抑え、上塗り塗料の密着性を高める役割があります。その後、仕上げの塗装を重ねることで、見た目を整えるだけでなく、今後の劣化を防ぐことにつなげていきます。

② さび面素地調整補助剤として「日本ペイント ハイポンサビスタ」を使用

こちらの塗料には、サビの進行を抑える成分が含まれており、既に発生しているサビの成長を防ぐ効果があります。また、サビの層に塗料が浸透することで、金属表面を保護し、新たなサビの発生を抑える役割も果たします。

  

③ 下塗りとして錆止め材を塗布します。

「日本ペイント ハイポンサビスタ」を使用した後は、その上から通常使用している錆止め材を重ねて塗布します。

これは、サビの進行を抑える処理を行ったうえで、改めて金属表面を保護し、上塗り塗料の密着性と耐久性を高めるためです。

  

④ 下塗り(錆止め)塗装完了

  

錆止め材の塗布が完了しました。この後、上塗り材を塗布して仕上げを行い、塗装工程はすべて完了となります。上塗り材には、基本的に外壁と同じ塗料を使用し、周囲との色や質感に違和感が出ないよう仕上げていきます。

錆びていた部分の施工事例

    

※ベランダ下の鉄骨部分ではサビの進行が見られましたが、状態に応じて一部にサビスタを使用するなどの対応を行い、仕上がりもきれいに整いました。

   

※ベランダ下の軒部分にあたる鉄骨箇所です。こちらもサビの進行が見られましたが、適切な下地処理と塗装を行い、きれいに仕上がりました。

外壁とあわせて大切にしたい付帯部の鉄部塗装

鉄部は、シャッターボックスや庇(ひさし)、換気フードなど、さまざまな付帯部に使われていることが多くあります。外壁塗装を検討する際は、どうしても外壁そのものに目が向きがちですが、こうした付帯部の塗装も非常に大切なポイントです。

付帯部についても、外壁と同等、またはそれ以上のグレードの塗料を使用することで、できるだけ長く良い状態を保てるよう配慮しています。外壁も付帯部も、強い紫外線や風雨にさらされるという点では同じ環境にあり、いずれも過酷な条件の中で建物を守る役割を担っています。

 

屋根材についても、ガルバリウム鋼板やトタン屋根などの金属系の素材が使われている場合があり、条件によってはサビが発生することがあります。

     

↑↑写真は、ガルバリウム鋼板の屋根に発生したサビの様子です。
こちらは比較的軽度なサビのため、簡単な補修で対応が可能な状態でした。今回は築20年を経過した建物で、このようなサビが見られましたが、できれば10年に一度を目安に、点検やメンテナンスを行っていただくことで、より良い状態を保ちやすくなります。

   

↑↑写真はトタン屋根に発生したサビの状態です。
こちらは重度のサビとなっており、全体的に進行が見られ、場所によっては穴あきや亀裂が確認されました。今回は、サビの進行を抑えるために「サビスタ」を使用したうえで塗装を行っています。
そのため、通常の塗装工事と比べると、工程や材料が増え、費用もおおよそ1.3倍程度かかっています。トタン屋根についても、できれば10年に一度を目安に点検やメンテナンスを行っていただくことで、状態の悪化を防ぎやすくなります。

※注意 屋根は高所作業となるため、大変危険です。
点検や確認の際に、ご自身で屋根に登ることは絶対にお控えください。

サビがあっても塗装で対応できる場合があります

サビが見えてくると、「塗装ではなく改修工事になってしまうのでは…」と不安に感じる方も多いと思います。改修工事となると費用や工期も大きくなりやすく、心配が増えてしまいますよね。

ただ、これまで多くの事例を見てきた中でも、実際に現地調査を行うと「塗装で十分に対応できる」と判断できるケースは少なくありません。サビの程度や範囲によって最適な方法は変わるため、塗装をご検討中の方は、まずは状態確認だけでもご相談いただければと思います。

住まいは、毎日を支える大切な場所です。塗装を行うことで見た目が整い、気分も明るくなることがあります。また、外壁や付帯部の状態チェックは、専門知識がなくてもできる範囲がありますので、ぜひご自宅の周りを一度見てみてください。定期的なメンテナンスは、住まいを長持ちさせることにつながります。

実際には、新築から20年前後で塗装を検討される方も多い一方で、その時期になると補修や手間のかかる作業が必要になることもあります。できれば10年に一度を目安に点検を行うことで、状態の悪化を防ぎやすくなります。

調査・お見積り・ご相談は無料です。まずはお電話でお気軽にお問い合わせください。

外壁塗装や外壁リフォームで気になる点があれば、状態確認から丁寧に行い、どのような工事が必要かを分かりやすくご説明いたしますのでご安心ください。

  • 最終更新日:2026年2月1日
  • 投稿日:2026年1月10日
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